2014年7月30日水曜日

【仙台市紹介】前半-学外でも充実のキャンパスライフへ!居住地紹介


 高校生諸君が大学を選ぶ上で、その大学が通いやすい立地なのかということは重要な要素であろう。それに加えて、どこに住むかによって入学後のキャンパスライフの充実度も左右されることが多い。それゆえ、お部屋探しが合格後も大きな問題となる。



 今回は主に川内キャンパスから自転車で30分圏を調査した。現役東北大生がどこに住み、どのように通学しているのかを、アクセスと共に紹介しよう。お部屋探しの際は必ず自分の足で、実際の手段を用いて通学経路を試してみることが望ましい。坂道があったり、バスのダイヤが不安定だったりすることがあるためだ。

 まず川内キャンパスから坂を下り左折、尚絅学院中高方面に直進すると、角五郎・八幡・子平町エリアへ向かうことができる。ここには作並街道沿いにスーパー、弁当屋、自転車屋など様々な店舗があり、生活には全く事欠かない。東北大学病院を擁する星陵キャンパスも近い。

 そのまま作並街道を西進すれば、東北有数の温泉地、作並温泉へと道が続く。今回は大崎八幡宮付近で右折し国見方面に向かう。国見はユニバーシティハウス三条のある三条と隣接したエリアで、東北福祉大学も近いため学生向けのアパートが多く建てられている。東北大生の多く住むエリアの中では鉄道路線が充実しているのが特徴。JR仙山線の国見、東北福祉大前、北山各駅を利用することが可能だ。川内キャンパスからはルートにもよるが、東北福祉大前駅まで自転車でおよそ20分とアクセスも良い。

 続いて東北大学病院の前から県道264号線を北進。すると20分程度で柏木、木町といったエリアに到着する。星稜、雨宮キャンパスはもちろん川内キャンパスへの通学にも便利な立地で仙台市役所など市の中心部にも近い。

 そのまま県道を進み仙山線の線路を越えると泉区への道が開ける。大学を発ち30分を過ぎて1時間も一心不乱に自転車を漕げば、泉プレミアムアウトレットにもたどり着くことができる。ここの近辺には計画的に整備された美しい住宅地が広がっている。しかし最寄り駅からも距離がありアパートも少ないため自宅生以外の大学生には適さないだろう。

 再度川内キャンパスへ帰還し、今度は青葉通り付近を経由して仙台駅方向ヘと向かう。大学と仙台駅のおよそ中間地点は「一番町」と呼ばれ、商業施設が充実している。2階建て以上の住宅が多く、家賃は決して安くないが、通学や買い出しには非常に便利なエリアだ。続けて仙台駅方面に走らせ高架をくぐると、宮城野区に入って榴岡・新寺エリアがある。駅東であり大学から遠く、通学は難しいように思われるが、実際は30分程度で行くことができた。駅東は近年再開発が行われている。大通り沿いに住宅、オフィス、商店が並び暮らしやすい。30分歩けば楽天イーグルスの本拠地、楽天Koboスタジアム宮城があるうえ、周辺には種々の定食屋が軒を連ねており充実した休日を過ごせること請け合いだ。

 ここから国道4号線に進路をとり、根岸交差点から国道286号線に進むと太白区の長町へも行くことが可能だ。地下鉄長町南駅近くのザ・モールを中心に住宅地が形成されている。仙台駅から30分程ではあるが、大学からはかなり距離があり、また地下鉄も至便であるから自転車での通学は現実的ではない。

 このように仙台市内には多くの住宅候補地があり、またそれぞれに長所があることがおわかり頂けただろうか。諸君は多様な住宅エリアの中から、自分のニーズに合わせて自由に選択することができるのだ。本州最北の政令指定都市である仙台市は、市営バスをはじめ充実した公共交通機関が魅力だ。来年度には地下鉄東西線が開通し、さらに通学の利便性が増すだろう。加えて東北地方最大の都市として高速バスの発着本数も多く、福島市、山形市などからは自宅通学もできる。

 ぜひ通いやすい東北大学で、快適かつ有意義なキャンパスライフを送って欲しい。


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